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5月29日
●2007“24 HEURES DU
MANS”Sucedule

Illustration:ACO
●TEST
DAY
6月1日(金)
午前10.00〜午後6.00:参加申請、車検 *場所:サーキット
6月2日(土)
午前9.00〜午後3.00:参加申請、車検 *場所:サーキット
午後4.00:ドライバー&マネージャーブリーフィング
*車検スケジュール
http://www.lemans.org/sport/sport/reglements/ressources/auto_2007/verif_administratives_techniques_jt.pdf
6月3日(日)
午前9.00〜1.00/ 午後2.00〜午後6.00: Test day "24
Heures du Mans"
●24 HEURES DU
MANS
6月11日(月)
午後2.30〜6.00:参加申請、車検 *場所:市内ジャコバン広場
6月12日(火)
午前8.30〜午後5.00:参加申請、車検 *場所:市内ジャコバン広場
*車検スケジュール
http://www.lemans.org/sport/sport/reglements/ressources/auto_2007/verif_administratives_techniques_24h.pdf
6月13日(水)
午前10.00:マネージャーブリーフィング
午後4.00:ドライバーブリーフィング
午後7.00〜9.00:
"24 Heures du Mans" 予選1回目
午後10.00〜12.00: "24 Heures du Mans"
予選1回目
6月14日(木)
午前9.00〜午後1.00:“Le Mans
Legend”参加申請、車検 *場所:市内ジャコバン広場
午後3.00:“Le Mans
Legend”ドライバーブリーフィング
午後5.30〜6.30:“Le Mans Legend” 予選
午後7.00〜9.00: "24
Heures du Mans" 予選2回目
午後10.00〜12.00: "24 Heures du
Mans" 予選2回目
6月15日(金)
午前10.00〜午後8.00: ピットウォーク
午後6.00〜7.00:
ドライバーパレード *場所:市内ジャコバン広場スタート市内中心部
6月16日(土)
午前9.00〜9.45: "24 Heures du Mans"
ウォームアップ走行
午前10.15: "Le Mans Legend"レース
午後2.22:"24 Heures du
Mans"スターティングセレモニー
午後3.00:The 75th "24 Heures du
Mans"レーススタート
6月17日(日)
午後3.00:The 75th "24 Heures du Mans"
レースフィニッシュ
5月28日
●童夢を指名したT2Mの挑戦
 Illustration:T2M
開発を優先するため、これまでT2M童夢はカラーリングすらされてなかった。一応テストが終了したことから、このようなイエローのカラーリングへの塗り替えが進められている。
昨年までルマンとLMSのGT2クラスでポルシェを走らせていたT2Mは、今年童夢S101.5を導入して一挙にLMP2クラスへのステップアップを目論んだ。
しかし、S101.5はP1カーとして開発されているため、P2カーとして見た場合オーバークオリティである部分が多い。例えばP1カーの車重は925kgだがP2の場合150kg軽い775kgとなる。P1からP2となった場合、単純に軽くなる部分はエンジンとタイヤ/ホイールくらいしかない。ホイールベースが同じであるなら、エンジンが5.5リットルのジャドV10から軽量コンパクトなマーダーV8となっても、エンジンとトランスミッションを継ぐベルハウジングは、逆に延びるため、極端な軽量化は難しい。
童夢はベルハウジングをカーボンファイバーで製作するプランを提案したが、少々高価であるため、T2Mは初年度はアルミニウム製のベルハウジングでスタートすることとなった。
他にもP1とP2ではタイヤ幅が2インチ違うことから、P2ではよりスリムなボディワークも可能となる。
このように、P2カーとして新たに開発しなければならない部分も少なくないため、T2Mでは複数年でマシンを開発して成績を残すことを前提として計画を進めている。
取り敢えず今年はP2カテゴリーに参戦して、P2カテゴリーを勉強することが目標となるだろう。
2年目の来年、T2Mにとっての大きな目標が、軽量化であることは言うまでもないだろう。

Photo:T2M/Anthony
Megevand-Endurance-Info.com
T2M童夢P2カーは、マーダー3.4リットルV8エンジンを搭載するが、現在マーダーはメガクローム傘下にある。数年前クラージュからメガクロームへの支払い遅延問題が発覚して、メガクロームが新たな提携先を探していた時、その頃ポルシェのGT2カーを走らせていたT2Mの名前が噂されたことがある。もしかしたら、その頃からT2Mはメガクロームと話し合いを行っていたのかもしれない。
様々なパーツの製作の遅れから、メガクロームではマーダー3.4リットルV8エンジンの最後のベンチテストを行うのが遅れてしまった。セットアップ不足によって、デビュー戦となったヴァレンシアでは、最初エンジンが6,000回転以上回らない困った状態に苦しめられることとなった。現在ではサイレンサーを装着しても、マーダーV8エンジンは、10,500回転で480馬力を発生するまで開発は進んでいる。
T2Mは、元々ドイツのシュツットガルトに拠点を構えていた。そのためポルシェとの繋がりも強かった。P2プロジェクトを推進するにあたって、サーキットに隣接する地域を探し求めた結果、T2Mは拠点をフランス南部のアレスに移すこととなった。わざわざ遠いフランス南部へファクトリーを移動した理由は、アレスの地方自治体からの協力が見込めることであるらしい。アレスには市が管理するポールメカニックサーキットが存在し、T2M童夢のテストも、そのサーキットで行われている。
もしかしたら、フランス製のメガクローム(マーダー)エンジンとミシュランタイヤとの契約は、このような背景からマストな条件だったかもしれない。
先週22日と23日アレスで行われたテストでは、ドイツ時代の繋がりから、ポルシェのファクトリードライバーで、アレス出身のロマ・デュマがテストドライバーを務めていた。
エンジンは本来のポテンシャルを発揮するようになっても、先週のテストでもシフトチェンジの不具合が発生する等、未だたくさんの課題を抱えている。ミッション本体の問題でないため、今後早期に解決されることが予想されるが、やっとT2Mが最初の一歩を踏み出したことの証明と言える苦労だろう。
既に発表されているように、2007年のルマンとLMSでT2M童夢には、ロビン・ロンジュシャルと日本の山岸大が乗り組む。3人目は今週末に発表されることとなるだろう。
5月27日
●2台目のバラジイプシロンザイテックがシェイクダウン
残された最後のパズルが埋まった
*訂正
 Photo:Zytek
2週間前一躍ダークホースとして注目されるようになった、2台目のバラジイプシロンザイテックが、先週いよいよ活動を開始した。ソルトレイクシティでのALMS第5戦を闘ったエイドリアン・フェルナンデスは、23日早速イギリスのザイテックの工場を訪れて、シート合わせを行った。翌日黒沢治樹のシート合わせも行われ、25日バラジイプシロンが走らせるザイテック07Sはシルバーストーンへ持ち込まれ、ショートコース(通称ストーサーキット)で黒沢治樹によってシェイクダウンテストが行われた。
ザイテック07S P2バージョンは、大活躍した04S
LMP675カーと同じ3.4リットルV8を積み、定評ある電磁石を使ったパドルシフトシステムを組み合わせているため、トラブルが起きるはずはないが、2005年Jotaザイテック04Sで活躍した黒沢治樹によって、順調にテストは行われた。
2台目のバラジイプシロンザイテックが活動を開始したため、2007年のスポーツカーレースにおける、残されていた最後のパズルのマスが埋められることとなった。
3人目のドライバーとして、3年前ザイテック04Sを駆って、シルバーストーンでアウディからポールポジションを奪い取ったロビー・カーが加入することも決まった。
5月24日
●童夢勢は、ルマン本番前のテストを終了
S101.5がスパの非公式コースレコードを記録 *追記あり
 Photo:Sports-Car Racing
21日から23日にかけて、童夢勢が相次いでルマン前の最後のテストを行った。今年もRacing for
Hollandと共に参戦する童夢自身は、22日スパ-フランコルシャンで、カスタマーチームであるT2Mは、フランス南部のアレスで22日から23日にかけてテストを行った。
22日スパ-フランコルシャンに持ち込まれたS101.5/ジャド5.5は、これまで明かとなった問題点の対策によって、全身つぎはぎだらけのボディカウルが取り付けられていた。特に熱の問題の対策と、これまでの現象をシュミレーションするため、このようなボディを使うこととなったらしい。
今年突然童夢を襲った熱の問題は、3月から行われたテストと2度のレース参戦によって、ほとんど対策を終了している。スパでは、その対策の確認と、特にヴァレンシアで発生したオルタネータートラブルについて、その時の現象をシュミレーションすることに力を注いでいた。
温度が上がった場合、オルタネーターの電圧が下がる症状が確認されたため、犯人が熱であることは明かだが、大きな問題ではないと判断されたようだ。
童夢がこのような寛大な判断を行うには理由があるようだ。今年の童夢は、ヤン・ラマースのRacing
for
Hollandとジョイントすることによって、スポーツカープログラムを推進している。必要となる予算のかなりの部分は童夢が支出して、直接レース活動に要する費用はRfHが負担している。しかし、決して充分と言える金額ではないため、徹底して予算を切りつめて活動を行っている。
もちろん、ルマン本番で節約するのは難しい。逆にルマン前のレースは、ルマンのためのテストと言う側面が大きいことから、より節約したくなるのも、理解出来るだろう。
そのため、モンツァとヴァレンシアで走ったS101.5には、去年S101Hbiに使われた様々なパーツが、そのまま使われている。決して安くないラジエターやヒートエクスチェンジャーも、そのまま流用されていた。もちろん、ルマン前に新品に交換することとなっているが、去年S101Hbiは、ルマンの決勝レースで、2日目の明け方アレックス・ユーンがユノディエールの第1シケインでクラッシュして3位からリタイヤしている。このクラッシュによって、ノーズの耐クラッシュ構造が完全に破壊されたほどであるから、ラジエターやヒートエクスチェンジャーにダメージが無かったとは考え難い。
このような事情があったため、既に熱の問題はクリアしたと判断しているようだ。
これまで熱の問題を抱えながら実戦に参加しなければならなかったため、むしろ、スパ-フランコルシャンでは、速さを追求するための開発の方が大きな目的となったようだ。
ルマンを想定して、ローダウンフォースパッケージとしても、ミシュランタイヤの性能を徹底的に引き出すためのセッティングが追求される一方、より短い距離でブレーキング出来るように、ブレーキ性能を引き出すため、大きな冷却能力を与えることが目標となっている。
つぎはぎだらけのボディの理由は、ブレーキを最も効果的に冷やす方法を追求していたためだった。

Photo:Sports-Car
Racing
今回のスパ-フランコルシャンテストは、スパのサーキットの改修が一段落して、最初に行われる大がかりなイベントで、朝9時から夕方6時まで、昼休みの12時から1時を除き、8時間に渡って様々なカテゴリーのクルマが、セッション毎に走行した。都合良くLMPカーが1台だけだったことから、RfH童夢は総てのセッションで走行することが許されたため、効果的なテストとなったようだ。
ヤン・ラマースだけでなく、ヨルン・ブリークモーレンとデビッド・ハートのフルメンバーがテストに参加した。RfHにとって、今年の秘密兵器はヨルン・ブリークモーレンと言えるだろう。A1GPでの活躍から想像出来るかもしれないが、ヤン・ラマースと遜色ない速さで走ることが可能だ。
スパ-フランコルシャンのコースが改修されているため、これまでのラップタイムとの比較は不可能だが、特にオールージュや長い下り区間では、大きく速さを増している。
改修されたことによって、1秒程度ラップタイムは遅くなることが予想されているが、非公式ながら、しかもルマンパッケージで童夢S101.5が記録した2分6秒5は、従来のコースレコードより0.18秒速い。
林みのる御大も一安心といったところだろうか?
南フランスのアレスで行われたT2MのP2カーのテストは、T2Mにとって、最初の大規模なテストとなった。彼らにとっての課題は、S101.5本体と言うより、マーダーエンジンの開発を同時に進めることだろう。
マーダーエンジンは、現在メガクロームの傘下にあって、大々的な開発が行われているらしい。アレスでもマーダーエンジンの開発が、大きなパーセンテージを占めたようだ。
*テストの詳細については、こちらをご覧ください。
http://www.dome.co.jp/news/racereport/dt_338.html
5月20日
●FIAGT Rd3 Bucharest
Qualifying FIAGTにとって10年ぶりのストリートレース マセラッティが1-2-3

Photo:FIAGT/DPPI
1997年最初のFIAGTが行われた際、フィンランドのヘルシンキで公道レースが行われたが、その後10年間FIAGTは公道サーキットでレースを開催することはなかった。様々な改革を推進する中、しばしば、公道レースが提案されたが、これまで適当な場所が見つからなかったため、先送りされていた。今年新たにブカレストが公道コースでの開催を申し出た時、ステファン・ラテルは、公道レース復活を決心した。
10年ぶり、しかも大都会で行われる公道レースであるため、ルマンがそうであるように、1日中公道を閉鎖することは出来ないことから、予選は午後5時45分から行われた。
公道を閉鎖してコースを設ける場合、どうしてもストップ&ゴーのレイアウトとなり易い。そのため、俊敏な運動性よりも、大きなパワーと優れたトラクションがポイントとなるため、GT2クラスで、負け続けるポルシェ997GT3RSRが、常勝フェラーリF430GT2に勝つチャンスと考えられていた。
予想通り、エマニュエル・コラールの操るNo.97BMSスクーデリアイタリアポルシェは、最初のアタックで1分18秒830のトップタイムを叩き出した。マルク・リーブとショーン・エドワード(共にポルシェ)が追いかけるが、エマニュエル・コラールは1分18秒175までタイムを上げて、ポールポジションを確定した。

Photo:FIAGT/DPPI
続いてGT1クラスのタイムアタックが行われた。最初にリーダーとなったのは、フリープラクテスから速さを発揮しているアンソニー・クッペンのNo.5PKカースポートコルベットC5Rだった。PKカースポートの走らせる、もう1台のNo.5コルベットC6Rは、フリープラクティスでトップタイムを記録したが、混んだコース状況によって、満足なタイムアタックを行うことが出来ない。
いつもと少々違ったのは、スクーデリアPlayteamのマセラッテイが、順調にタイムアップしたことで、No.11アンドレア・ベルトリーニがコルベットを抜いてリーダーに躍り出た。
アストンマーティン勢は、性能調整の効果が出ているようで、No.36ジェタリアンスとNo.23BMSスクーデリアイタリアがポールポジション争いに加わっている。
スクーデリアPlayteamの好調さは変わらず、セクタータイムでも2台のスクーデリアPlayteamマセラッティが次々とトップタイムを更新した。そして、アンドレア・ピエル・グイディの操るNo.12マセラッティMC12がポールポジションを獲得した。トップ3はマセラッティが独占した。

Photo:FIAGT/DPPI
Qualifying Result
1 GT1@No.12 Giannoccaro/Pier Guidi Maserati MC12
1分14秒214
2 GT1 No.11 Bertolini/Piccini Maserati MC12 GT1 1分14秒587
3
GT1 No.2 Ramos/Montanari Maserati MC12 1分14秒697
4 GT1 No.36
Lichtner-Hoyer/Lechner Aston Martin DBR9 1分15秒329
5 GT1 No.4
Kumpen/Longin Corvette C5R 1分15秒371
6 GT1 No.33 Wendlinger/Sharp Aston
Martin DBR9 1分15秒469
7 GT1 No.1 Gollin/Biagi Maserati MC12
1分15秒493
8 GT1 No.8 Menten/Kox Lamborghini Murcielago 1分15秒512
9 GT1
No.7 Basseng/Mucke Lamborghini Murcielago 1分15秒601
10 GT1
No.5 Deletraz/Hezemans Corvette C6R 1分15秒754
11 GT1 No.23 Babini/Davies
Aston Martin DBR9 1分15秒867
12 GT1 No.22 Toccacelo/Monfardini Aston
Martin DBR9 1分16秒780
13 GT2@No.97
Collard/Malucelli Porsche 997GT3RSR 1分18秒175
14 GT2 No.99
MacHitski/Edwards Porsche 997GT3RSR 1分18秒474
15 GT2 No.63
Niarchos/Mansell Ferrari F430GT2 1分18秒684
16 GT2 No.74 Busnelli/Zani
Porsche 997GT3RSR 1分18秒776
17 GT2 No.62 Mullen/Kirkaldy Ferrari F430GT2
1分19秒097
18 GT1 No.16 MacAri/Aucott Maserati MC12 1分19秒663
19 GT1
No.18 Cloet/Kuismanen Corvette C5R 1分19秒774
20 GT2 No.53
Cressoni/Rugolo Ferrari F430GT2 1分19秒832
21 G2@No.101 Leinders/Kuppens Gillet Vertigo
1分21秒082
22 GT1 No.15 Waaijenberg/Kutemann Maserati MC12
1分28秒272
5月19日
●ALMS Rd5 Utah Grand
Prix Qualifying P2カーが上位独占 アウディのP1カーは8番グリッド!
Photo:Sports-Car Racing
3レース続けてストリートサーキットで闘った後、2ヶ月ぶりにALMSはパーマネントサーキットに戻ってきた。しかし、回り込んだコーナーが連続する、ソルトレイクシティのミラーモーターパークであるから、アウディの面々は、スコット・アタートンの老練な戦略を恨んでいたかもしれない。
予想通り木曜日にフリープラクティスが始まると、ポルシェとアキュラのP2カーが快走した。特に2台のペンスキーポルシェは絶好調で、常にタイムボードの1-2位を占め続けた。
もちろん、ペンスキーを中心として予選は行われた。最初にアタックしたアキュラ勢が2分20秒台だったのに対して、2台のペンスキーは、あっという間に20秒の壁を破って18秒台で一騎打ちを始めた。結局ティモ・ベルンハルトのドライブしたNo.7が、2分18秒128でポールポジションを獲得した。
2台のペンスキーポルシェに続いて、3位にはエイドリアン・フェルナンデスのローラ/アキュラが入った。戻ってきたフェルナンデスは、ニック・ワースがボディを作り直したクラージュが、既にローラよりも優れていることを認めながらも、ピッチングの少なさ等ローラのメリットを述べた。
驚いたことに、リナンド・カペロがドライブしたNo.1アウディR10は、ペンスキーポルシェの3秒遅れのタイムを記録することしか出来なかった。重い90度V12ディーゼルターボエンジンを積むため、R10はテイルヘビーで仕立て上げることとなった。しかし、テイルヘビーによる、基本的にアンダーステアな特性は、タイトコーナーが連続するコースで、大きな弱点となっている。現在のアウディは、ルマンでプジョーを破ることを最優先しているため、このような改良を行う余裕はないのかもしれない。
P1クラスの性能調整によって875kgの車重で走行することが許されたクリエイションとローラは、インタースポーツが、トランスミッションのパーツの到着が遅れて、木曜日に走れなかった。オートコーンは、やっと走らせ方を学んでいる状況だ。ベロシティのローラは、結局やって来なかった。
GT2クラスは復帰してきたトーマス・エンゲが、素晴らしい速さを発揮してポールポジションを獲得した。大きなリストリクターを与えられたパノスの活躍が期待されたが、スコット・マックスウェルを持ってしても、PTGパノスはフェラーリの3秒遅れのタイムを記録しただけだった。
1 P2@No.7 Penske Romain Dumas/Timo Bernhard Porsche RS
Spyder 2:18.128
2 P2 No.6 Penske Ryan Briscoe/Sascha Maassen Porsche
RS Spyder 2:18.808
3 P2 No.15 Fernandez Luis Diaz/Adrian Fernandez
Lola/B06-43/Acura 2:19.443
4 P2 No.20 Dyson Guy Smith/ Chris Dyson
Porsche RS Spyder 2:20.097
5 P2 No.9 Highcroft David Brabham/Stefan
Johansson/Duncan Dayton Acura/ARX-01a 2:20.389
6 P2 No.26 AGR Bryan
Herta/Marino Franchitti Acura/ARX-01a 2:20.648
7 P2 No.16 Dyson Butch
Leitzinger/Andy Wallace Porsche RS Spyder 2:20.720
8 P1@No.1 Audi Sport North America Allan McNish/Rinaldo
Capello Audi AG/R10/TDI 2:21.043
9 P1 No.2 Audi Sport North America
Marco Werner/Emanuele Pirro Audi AG/R10/TDI 2:21.450
10 P2 No.8 BK
Motorsport Jamie Bach/Ben Devlin Lola/B07-40/Mazda 2:24.923
11 P1 No.37
Intersport Clint Field/Richard Berry/Jon Field
Creation/CA06H/Judd 2:29.573
12 P1 No.12 AutoCon Michael Lewis/Bryan
Willman Creation/CA06H/Judd 2:35.174
13 GT1@No.4 Corvette Racing Olivier Beretta/Oliver Gavin
Corvette C6.R 2:35.697
14 GT1 No.3 Corvette Racing Johnny O`Connell/Jan
Magnussen Corvette C6.R 2:38.689
15 GT2@No.31 Petersen/WhightLightning Darren Turner/Tomas
Enge/Michael Petersen Ferrari F430GT2 2:43.226
16 GT2 No.62 Risi
Competizione Jaime Melo/Mika Salo Ferrari F430GT2 2:43.541
17 GT2 No.45
Flying Lizard Johannes van Overbeek/Jorg Bergmeister
Porsche997GT3RSR 2:44.162
18 GT2 No.18 Rahal Letterman Ralf
Kelleners/Tom Milner Porsche997GT3RSR 2:45.382
19 GT2 No.71 Tafel Wolf
Henzler/Robin Liddell Porsche 997GT3RSR 2:45.635
20 GT2 No.48 Corsa Rui
Aguas/Steve Pruitt/Maurizio Mediani Ferrari F430GT2 2:45.896
21 GT2
No.44 Flying Lizard Darren Law/Seth Neiman Porsche
997GT3RSR 2:46.249
22 GT2 No.22 Panoz Team PTG Ross Smith/Scott
Maxwell/Bryan Sellers Panoz Esperante GTLM 2:46.763
23 GT2 No.61
Petersen/WhightLightning Nic Jonsson/Eric Helary Ferrari
F430GT2 2:46.769
24 GT2 No.73 Tafel Dominik Farnbacher/Jim Tafel
Porsche997GT3RSR 2:47.091
25 GT2 No.54 Team Trans Sport Tim
Pappas/Terry Borcheller Porsche997GT3RSR 2:47.825
26 GT2 No.21 Panoz
Team PTG Joey Hand/Bill Auberlen Panoz Esperante
GTLM 2:47.952
5月19日
●エイドリアン・フェルナンデスと黒沢治樹がバラジイプシロンザイテックでルマンへ
 Photo:Sports-Car Racing
昨年LMSのP2チャンピオンチームであるバラジイプシロンが、ルマンへ2台目のザイテックを用意していることが知られていた。もちろん、P2チャンピオンチームであるため、ACOも2台目のエントリーを承諾していた。しかし、これまで、ドライバーラインナップは公表されていなかった。
そのため、あまり期待されてないエントリーとさえ考えられていた。
ところが、昨日公表されたドライバーラインナップは、エイドリアン・フェルナンデスと黒沢治樹が上げられ、アキュラローラと同じLowe'sがスポンサーすることも明かとなった。
今年ALMSを闘う3台のアキュラP2カーは、ザイテック製の電磁石を使ったパドルシフトシステムが使われており、機関銃のような素早く、しかも確実なシフトチェンジは、アキュラ勢にとって大きなアドバンテージとなっている。そのため、評判の悪い2台のクラージュでさえ、大きな信頼性を発揮している。
ここら辺は縁となっての契約であるらしい。
バラジイプシロンのP2ザイテックは、ヴァレンシアで予選4位に食い込む速さを披露している。エイドリアン・フェルナンデスと黒沢治樹の加入によって、一躍注目の存在となった。
中野信治と黒沢治樹は、共に22日からのスネッタートンテストで、ニューマシンを初顔合わせする。しかし、もちろん、彼らは6月3日のルマン公式テストにも参加するため、JLMCを闘う無限クラージュは、第2戦富士1000kmでドライバーを2人共失うこととなってしまった。最終決定ではないが、どうやら、富士1000kmでは荒聖治と伊藤大輔が無限クラージュを操ることとなりそうだ。
5月18日
●IMSAはP1の性能調整を拡大 Creationのハイブリッドカーの車重を軽減

Photo:ALMS
ALMSのP1クラスは、アウディのワークスチームが圧倒的な強さを発揮したため、今年シーズン開始の時点で、(特別に参加を認めたオートコーンのLMP675カーを除く)他の総てのP1カーは、ガソリンエンジンであることを理由として、であることを理由として、アウディより35kg軽い890kgの車重で走ることを認められた。しかし、クリエイションのCA06HハイブリッドカーとローラB06-10は、それでもアウディやP2カーと太刀打ち出来なかったため、IMSAは、今週末ソルトレイクシティで行われる第5戦から、これらのガソリンエンジンのP1カーに対して、さらに性能調整を加え、車重を875kgまで軽減されることとなった。
第5戦ソルトレイクシティには、これまで特別に参加を認められていたオートコーンのLMP675のMGローラが姿を消して、オートコーンはクリエイションのCA06Hハイブリッドカーを走らせる。彼らも、最初のレースから875kgの車重で走ることが認められる。
IMSAは、当初決められていたように、オートコーンのLMP675カーが居なくなったため、1年遅れでACOルールを施行出来たことを宣言している。しかし、もし、誰かがLMP675やLMP900を持ち込んだ場合、IMSAが参加を拒否するとは考えられない。
5月17日
●Creationに何が起こったのか? Creationが“屋根無し”のP1カーを発表 ドライバーは中野信冶
 
Photo:Creation
Autosportif
クリエイションは、昨年活躍したCA06Hハイブリッドカーをベースとして、P1レギュレーションに合わせて、モノコックを入れ替えたCA07Sを開発していた。実際の開発はキエロン・サルターのKWMに任されたが、モノコックを入れ替える際、“屋根付き”として、完全に違うモノコックを導入する予定だった。
ところが、昨年11月に完成する予定だったCA07Sクーペは、いつの間にかニュースが途絶えてしまった。12月になると、2007年にCA07Sクーペを走らせることだけが、イラスト付きで公表された。
ところが、その後何かがあったらしい。クリエイションが所有していた2台のCA06Hハイブリッドカーは次々と北アメリカに売られてしまった。最初の予定では、それらの1台を使って、クリエイション自身が、ALMSにエントリーすることとなっていたのにだ。
3月になっても、CA07Sクーペは登場しなかった。それどころか、ポールリカール合同テスト、LMS第1戦モンツァ、第2戦ヴァレンシアが、いずれも、直前になってエントリーが取りやめられた。
そして、5月15日ロンドンのニュージーランドハウスで発表されることだけが知らされた。
5月15日ニュージーランドハウスで公開されたのは、何と“屋根無し”のP1カーだった。
写真で明かなように、ニュージーランド出身のアーティストであるマーク・オルソンがカラーリングを担当して、その縁もあって、発表の場がニュージーランドハウスとなったらしい。
“屋根無し”どころか、ほとんどザイテックと変わらないデザインであることが判るだろう。いったい何がクリエイションに起こったのだろうか? それとも、ニュージーランドハウスで公開されたマシンはモックアップであって、本当のシャシーは別にあるのだろうか?
詳しい状況については、近日中にお知らせすることが出来るだろうが、22日にスネッタートンでシェイクダウンすることが予定されている。スネッタートンテストは、ザイテック勢との合同テストだが、もし、クリエイションが、ニュージーランドハウスと同じ“屋根無し”のマシンを持ち込むのであれば、何らかの大きな出来事(理由)があったことは間違いないだろう。
明るい話題は、この派手なカラーリングの“屋根無し”のP1カーに中野信冶が乗り組むことだろう。昨年LMSで好走を披露した中野信冶の活躍に期待したい。 *Sports-Car Racing
Vol.17を参照してください
5月9日
●IMSAがGT2にも性能調整を導入 パノスのリストリクターを拡大

Photo:Sports-Car
Racing
ALMSは基本的にACOレギュレーションで行われている。と言うより、世界統一ルールを目指して、ACOレギュレーションによって1999年にスタートしている。しかし、勝てないマシンやチームは撤退してしまい、P1やGT1クラスのように崩壊の危機に曝されているカテゴリーも現れている。
そこで、新しいP1とP2レギュレーションを導入するため、2004年ACOが段階的にレギュレーションを変更し始めた時、IMSAは独自の判断で性能調整を行うことを決心した。
今年P1カテゴリーが、事実上アウディのファクトリーチームだけとなってしまうと、IMSAは、少しだけテコ入れすれば、P1に対抗出来るP2のリストリクターを大きくして、アウディのP1カーと総合優勝争いを行うことを実現してしまった。ロングビーチやヒューストンのストリートサーキットにやって来た観客達に対して、IMSAは、表面上素晴らしいレースを見せることが出来ただろう。
続いてGT2クラスに手をつけることを、シーズン前からIMSAは表明していた。しかし、4連勝中のフェラーリの性能を引き下げたり、フェラーリに4連敗したポルシェにテコ入れするのでない。地道に努力を続けているパノスの性能を引き上げることをIMSAは計画していた。
今年のシーズン開幕前、既にIMSAはパノスのリストリクターを拡大しようとしていた。しかし、その頃、世界的にGT1クラスにおいて、コルベットやサリーンが搭載する2バルブエンジンに対するリストリクターが大き過ぎる、との意見が出されていたため、IMSAはパノスを底上げ出来なかった。
今年パノスのGT2カーは、トム・ミルナーのPTGが走らせている。あのBMWで大活躍したPTGが走らせて、フェラーリやポルシェに太刀打ち出来ないのであれば、充分にテコ入れする理由となった。
開幕から4レースを経過してもPTGパノスは、1度もトップ争いに参加出来ないだけでなく、常にリザルトの下の方に低迷したため、ついにIMSAはパノスへのテコ入れを決心した。
ソルトレイクシティで行われる第5戦から、パノスエスペランテGTLMは29.9mm×2のリストリクターの使用が許される。もちろん、パワーが大きくなると、その分燃費も悪くなるが、世界的な2バルブレギュレーションへの非難をかわす意味もあって、5リットル小さい95リットル燃料タンクを義務つけている。
5月5日
●LMS Rd2 Silverstone
Qualifying 性能調整後初レース コルベットがポールポジション

Photo:FIAGT/DPPI
FIAGT第2戦として、今週末伝統のツーリストトロフィーがシルバーストーンで行われる。ツーリストトロフィーの最初の行事は、5月4日土曜日ロンドンのバッキンガム宮殿からシルバーストーンまで、ツーリストトロフィーを運ぶことから始まる。RAC会長のティム・キーオンとDr
ステファン・ハマートンが乗り組んだジャガーXKRにツーリストトロフィーは積まれて、それを護衛する35台のスーパーカーに守られて、シルバーストーンまでスーパーカーの隊列はツアーを行った。
中国のツーハイで行われた第1戦の結果、マセラッティMC12が有利であるとの判断から、性能調整を行うことがアナウンスされていた。同時にコルベット勢が好調であるため、これら以外のマシンの底上げを行うこととなった。その結果、総てのアストンマーティンDBR9は、昨年と同じ31.2mm×2のリストリクターの装着が許される一方、マセラッティMC12には25kgのウエイトハンデが課せられている。
最初のフリープラクティスで、カール・ヴェントリンガーが乗り組むジェタリアンスチームのアストンマーティンDBR9がトップタイムを記録して、レギュレーション変更の効果が証明された。
しかし、2回目のフリープラクティスではPKカースポーツの2台のコルベットが上位を独占して、アストンマーティン勢は3位と4位となってしまった。コルベットの優勢は変わらなくても、マセラッティMC12は確実にポテンシャルが低下しているようで、ミハエル・バルテルスに代わってヴィータフォンチームのマシンに乗り組んだミカ・サロは8位のラップタイムを記録するのが精一杯だった。
GT3CupやGT4Cup等、今週末シルバーストーンはイベントが盛りだくさんであるため、FIAGTの予選は、夕方5時45分から15分づつ合計30分間だけ行われた。
最初にGT2のタイムアタックが行われた。エマニュエル・コラールのポルシェ、そして、今回レースに復帰したナイジェル・マンセルが乗り組むフェラーリF430GT2等が次々とコースインした。ブランクを感じさせない速さでマンセルはコラールを追いかけた。しかし、ほんの僅か及ばず、最初のリーダーはコラールとなった。それをテック9のポルシェ997GT3RSRが上回って、5時間前に行われたLMSヴァレンシアに続いて、ポルシェがGT2クラスのポールポジションを獲得すると思われた。しかし、残り5分で、スクーデリアエコッセとAFコルセの2台のフェラーリF430GT2が破って、結局フェラーリがフロントローを獲得した。

Photo:FIAGT/DPPI
続いて行われたGT1のタイムアタックは、マイク・ヘゼマンズのPKコルベット、マックス・ビアジのヴィータフォンマセラッティMC12、ジェイミー・デイビスのBMSスクーデリアイタリアアストンマーティンDBR9が、熾烈なタイム争いを展開した。コルベット優位で予選が行われた。後半に入ると、カール・ベントリンガーのジェタリアンスアストンマーティンDBR9がコルベットに挑戦して、次々とタイムを上げたが、0.241秒届かず、2位で予選を終了することとなった。
多少コルベットが優位な傾向はあるかもしれない。しかし、少なくとも、コルベット、アストンマーティン、マセラッティの3車のポテンシャルが拮抗していることは間違いないだろう。
Qualifying
Result
1@GT1 No.5 Deletraz/Hezemans Corvette
C6R 1分43秒504
2 GT1 No.33 Wendlinger/Sharp Aston Martin DBR9
1分43秒745
3 GT1 No.1 Salo/Biagi Maserati MC12 1分44秒035
4 GT1 No.23
Babini/Davies Aston Martin DBR9 1分44秒313
5 GT1 No.11 Bertolini/Piccini
Maserati MC12 GT1 1分44秒446
6 GT1 No.12 Giannoccaro/Pier Guidi Maserati
MC12 1分44秒667
7 GT1 No.4 Kumpen/Longin Corvette C5R 1分44秒960
8 GT1
No.2 Ramos/Montanari Maserati MC12 1分45秒511
9 GT1 No.17 Johnson/Cocker
Aston Martin DBR9 1分45秒568
10 GT1 No.22 Toccacelo/Monfardini Aston
Martin DBR9 1分45秒616
11 GT1 No.8 Menten/Kox Lamborghini Murcielago
1分45秒625
12 GT1 No.36 Lichtner-Hoyer/Lechner Aston Martin DBR9
1分45秒927
13 GT1 No.19 Hines/Peter Corvette C6R 1分46秒064
14 GT1 No.7
Basseng/Mucke Lamborghini Murcielago 1分46秒373
15@GT2 No.62 Mullen/Kirkaldy Ferrari F430GT2
1分49秒052
16 GT2 No.51 Bruni/Melo Ferrari F430GT2 1分49秒419
17@GT1 No.18 Cloet/Kuismanen Corvette C5R 1分49秒625
*Citation Cup
18 GT2 No.99
MacHitski/Edwards Porsche 997GT3RSR 1分49秒857
19 GT2 No.97
Collard/Malucelli Porsche 997GT3RSR 1分49秒964
20 GT2 No.52
Ruberti/Pasini Ferrari F430GT2 1分50秒004
21 GT2 No.50 Vilander/Muller
Ferrari F430GT2 1分50秒100
22 GT2 No.74 Busnelli/Zani Porsche 997GT3RSR
1分50秒319
23 GT1 No.16 MacAri/Aucott Maserati MC12 1分50秒694
24 GT2
No.53 Cressoni/Rugolo Ferrari F430GT2 1分50秒775
25 GT2 No.63
Niarchos/Mansell Ferrari F430GT2 1分51秒480
26 GT1 No.21 Kessel/Cattori
Ferrari F575M 1分51秒610
27 GT1 No.14 Jakubowski/Labhardt Ferrari 550 GTS
1分52秒071
28@G2 No.101 Leinders/Kuppens
Gillet Vertigo 1分53秒038
29 GT1 No.15 Waaijenberg/Kutemann Maserati MC12
1分54秒254
30 G2 No.102 Carcon/Stepec Viper GTSR
2分00秒450
5月5日
●LMS Rd2 Valencia
Qualifying ザイテック3位 P2カーが上位に進出 *追記有り

Photo:Peugeot-Media
LMS第2戦が行われるヴァレンシアは、ピットの数が少なく、コースレイアウトが曲がりくねっていることから、出走台数が46台に制限している。モンツァに間に合わなかったスイススピリットのローラ/アウディやアレーナのP1ザイテック、T2MのP2童夢がデビューするため、このローカルルールの適応を受ける。そのため、3週間前に行われたモンツァの成績によって、GT2カーの何台かが足切りされている。
このようなローカルルールが存在することでも判るように、タイトコーナーが連続するヴァレンシアは、大きな空力性能より、優れたメカニカルグリップがポイントとなるコースだ。ちょうど3レース連続でストリートコースで行われたALMSが、P2カーに席巻されたのと同様の状況となっている。
80馬力のアドバンテージを持つプジョーが速いのは当然だが、軽量コンパクトな4リットルV8を積むザイテックは、予想通りヴァレンシアで素晴らしい速さを披露した。アレーナザイテックは、プジョーの1秒遅れで3位グリッドを獲得した。もちろん、バラジイプシロンが走らせるP2ザイテックは、ほとんどのP1カーを出し抜いて、総合4位のタイムを叩き出した。6位にもRMLのP2ローラが入った。
モンツァで2台のプジョーの間に割って入って2位を獲得したペスカロロは、No.16がRMLローラの前の5番グリッドを獲得した。同じモノコックを使いながら、昨年バージョンの重いミッションを使うロールセンターも、巧妙にセッティングをまとめて9位のタイムを記録している。
しかし、No.16のペスカロロS01は、金曜日にクラッシュして、メカニックが徹夜で修理して土曜日の走行に間に合わせている。その甲斐あって、上位グリッドを獲得した。
逆にハイブリッドカーをベースとしてP1モノコックを実現した童夢S101.5は、高い重心によって、ヴァレンシアのテクニカルコースに苦しめられている。
RfHが走らせるP1童夢の場合、大きな5.5リットルジャドV10を積むことも、不振の理由かもしれない。しかし、モンツァで苦しめられた熱の問題は、たった3週間の間に解決することに成功したようで、やっと細かいセッティングを試みることが出来るようになっている。
童夢を巡る話題としては、T2Mが走らせるP2バージョンのS101.5がデビューした。しかし、搭載するマーダーエンジンが不調で、6,000回転以上で運転出来ない状況となっている。

Photo:LMS-Media
話題のスイススピリットのローラ/アウディも、ヴァレンシアでデビューした。しかし、2台のP2カーの後塵を拝することとなった。2週間前に走り始めたマシンに多くは期待できないが、モンツァで速さを見せたシュロースローラがそうであるように、アウディ云々と言うより、ローラのP1カーも、ヴァレンシアに向いたシャシーではないのかもしれない。
GT1は、ORECAサリーンがポールポジションを獲得した。GT2では、フェラーリを破って、100kg重いポルシェがポールポジションを獲得した。
Qualifying
Result
1@P1 No.7 TeamPeugeotTotal GENE
Marc/MINASSIAN Nicolas Peugeot 908 Hdi FAP 1分23秒489
2 P1 No.8
TeamPeugeotTotal LAMY Pedro/SARRAZIN Stephane Peugeot 908 Hdi
FAP 1分23秒930
3 P1 No.10 ArenaMotorsport JOHANSSON Stefan/SHIMODA
Hayanari Zytek 07S/Zytek 1分24秒594
4@P2 No.32
BaraziEpsilon BARAZI Juan/VERGERS Michael/OJJEH Karim Zytek
07S/Zytek 1分25秒606
5 P1 No.16 PescaroloSport BOULLION
Jean-Christophe/DUMAS Romain PescaroloS01/Judd 1分25秒617
6 P2
No.25 RML ERDOS Thomas/NEWTON Mike MG Lola EX264(B05-40)/AER 1分25秒946
7
P1 No.15 CharouzRacing CHAROUZ Jan/MUCKE Stefan/YOONG A Lola
B07-17/Judd 1分26秒084
8 P1 No.5 SwissSpirit DELETRAZ
Jean-Denis/FASSLER Marcel/ALEXANDER Iradj Lola B07-10/Audi 1分26秒334
9
P1 No.18 RollcentreRacing BARBOSA Joao/HALL Stuart/SHORT Martin
PescaroloS01/Judd 1分26秒521
10 P2 No.40 Quifel ASM Team AMARAL
Miguel/DE CASTRO Miguel Angel/BURGENO Angel Lola B05-40/AER 1分26秒721
11
P2 No.21 BruichladdichRadical GREAVES Tim/MOSELEY Stuart/LIDDELL Robin
Radical SR9/AER 1分26秒920
12 P1 No.12 CourageCompetition FREI
Alexander/COCHET Jonathan/BESSON Bruno Courage LC70/AER 1分26秒961
13 P2
No.31 Binnie Motorsports BINNIE Bill/TIMPANY Allen/BUNCOMBE Chris Lola
B05-40/Zytek 1分27秒178
14 P1 No.17 Pescarolo Sport PRIMAT
Harold/TINSEAU Christophe PescaroloS01/Judd 1分27秒459
15 P2 No.24
Noel Del Bello Racing PETROV Vitaly/GOUNON Jean-Marc Courage
LC75/AER 1分27秒559
16 P1 No.14 Racing for Holland LAMMERS Jan/HART
David/BLEEKEMOLEN Jeroen 童夢S101.5/Judd 1分27秒654
17 P2 No.44 Kruse
Motorsport BURGESS Tony/DE POURTALES Jean/SIEDLER Norbert
PescaroloS01/Judd 1分27秒947
18 P2 No.45 Embassy Racing HUGHES
Warren/CUNNINGHAM Neil Radical SR9/Judd 1分28秒060
19 P1 No.19
Chamberlain Synergy EVANS Gareth/BERRIDGE Bob/OWEN Peter Lola
B06-10/AER 1分28秒074
20 P2 No.35 Saulnier Racing NICOLET
Jacques/FILHOL Alain/JOUANNY Bruce Courage LC75/AER 1分28秒136
21 P2
No.27 Horag Racing LIENHARD Fredy/THEYS Didier/VAN DE POELE Eric
Lola B05-40/Judd 1分28秒843
22 P2 No.20 Pierre Bruneau ROSTAN
Marc/BRUNEAU Pierre/PULLAN Simon Pilbeam MP93/Judd 1分31秒224
23@GT1 No.55 Team Oreca ORTELLI Stephane/AYARI
Soheil Saleen S7R 1分31秒953
24 GT1 No.61 Racing Box PERAZZINI Pier
Giuseppe/CIOCI Marco/TAVANO Salvatore Saleen S7R 1分32秒654
25 GT1 No.72
Alphand Aventures ALPHAND Luc/POLICAND Jerome/GOUESLARD Patrice
Corvette C6R 1分32秒943
26 GT1 No.59 Team Modena GARCIA
Antonio/HALLIDAY Liz/FITTIPALDI Christian AstonMartin DBR9 1分33秒391
27
GT1 No.73 Alphand Aventures BLANCHEMAIN Jean-Luc/DUMEZ
Sebastien/ANDRE Didier Corvette C5R 1分33秒586
28 GT1 No.50 AMR
Larbre BOUCHUT Christophe/GARDEL Gabriel/GOLLIN Fabrizio AstonMartin
DBR9 1分33秒885
29 GT1 No.51 AMR Larbre FISKEN Gregor/ZACCHIA
Steve/FRANCHI Gregory AstonMartin DBR9 1分34秒892
30@GT2 No.76 Imsa Performance NARAC Raymond/LIETZ
Richard Porsche 997GT3RSR 1分36秒704
31 GT2 No.90 Farnbacher Racing
WERNER Dirck/EHRET Pierre/NIELSEN Lars Erik Porsche 997GT3RSR
1分36秒848
32 GT2 No.77 Felbermayr-Proton LIEB Marc/POMPIDOU Xavier
Porsche 997GT3RSR 1分37秒305
33 GT2 No.96 Virgo Motorsport BELL
Robert/SIMONSEN Allan Ferrari F430GT2 1分37秒708
34 GT2 No.78 Scuderia
Villorba CAFFI Alex/ZARDO Denny Ferrari F430GT2 1分37秒865
35 GT2
No.97 GPC Sport DE SIMONE Fabrizio/HERNANDEZ S/BONETTI Alessandro
Ferrari F430GT2 1分37秒926
36 GT2 No.92 Thierry Perrier HESNAULT
Philippe/SMITH Nigel/BELTOISE Anthony Porsche 997 GT3RSR 1分37秒968
37
GT2 No.98 Ice Pol Racing Team LAMBERT Yves/LEFORT Christian/PALTTALA
Markus Ferrari F430GT2 1分38秒129
38 GT2 No.81 Team LNT
KIMBER-SMITH Tom/WATTS Danny Panoz Esperante GTLM 1分38秒514
39 GT2 No.88
Felbermayr-Proton RIED Christian/FELBERMAYR Horst Jr/GRUBER Thomas
Porsche 997GT3RSR 1分38秒537
40 GT2 No.85 Spyker Squadron JANIS
Jarek/VAN ES Sander Spyker C8 Spyder GT2R 1分38秒549
41 GT2 No.94 Speedy
Racing Team BELICCHI Andrea/CHIESA Andrea/KANE Jonny Spyker C8
Spyder GT2R 1分38秒761
42 GT2 No.83 GPC Sport DRUDI Luca/ROSA
Gabrio/MOWLEM Johnny Ferrari F430GT2 1分38秒829
43 GT2 No.82 Team
LNT DEAN Richard/MILNER Tom Panoz Esperante GTLM 1分39秒804
44 GT2
No.84 Chad Peninsula Panoz HARTSHORNE John/McINERNEY Sean/McINERNEY
Michael Panoz Esperante GTLM 1分42秒164
45 GT2 No.79
Felbermayr-Proton FELBERMAYR Horst Sr/RIED Gerold Porsche 996 GT3RSR
1分43秒508
46 GT2 No.99 JMB Racing BASSO Maurice/McCORMICK Bo
Ferrari F430GT2 1分43秒770
47 P2 No.29 T2M Motorsport LONGECHAL
Robin/山岸大 童夢S101.5/Mader 1分49秒987
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