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5月24日
■SpecialEdition
FIAGT Rd3 Bucharest Race Report
雨のストリートレースでマセラッティが優勝 GT2はフェラーリ

Photo:FIAGT/DPPI
ブカレストのストリートサーキットは、ヘルマン・ティルケによってデザインされている。もちろん、近い将来F1GPを誘致する目論みがあるためだが、綺麗な街並みは素晴らしくても、モナコ等と違って、ランオフエリアが存在しないことを除くと、パーマネントサーキットと似たレイアウトとなっている。最近のパーマネントサーキットを、よりストップ&ゴーの性格を強めたコースと言えるかもしれない。
ブカレストは、何時雨が降り出しても不思議でないような、厚い雲に覆われた日曜日を迎えた。しかし、ブカレスト市民の関心は高く、雨の中69,000人もの大勢の観客が、ストリートサーキットへ詰めかけた。
スタート直前、雨が降り始めたことから、ウェット宣言が出されて、全てのマシンがレインタイヤを装着してスターティンググリッドに並んだ。視界が悪いことから、セイフティカーランによって走行を開始して、スタート可能と判断した時、スタートが切られることとなった。
何時までセイフティカーランが続くのか判らなかったが、雨によって、走行距離が短縮されることが予想されたことから、No.5PKカースポートコルベットは、2周目にピットインして、マイク・ヘゼマンズから、雨を得意とするジャン・デニス・デラトレズにドライバーを交代した。
今年のFIAGTを複雑にしている「2回のピットストップと、1人のドライバーの35分間の最低走行時間」のルールを有効に活かすことを検討した上での選択だった。
3周目、やっとペースカーが姿を消して本当のレースのスタートが切られた。もちろん、3台のマセラッティを先頭にして1コーナーへ飛び込んでいった。
コースは滑りやすく、彼方此方でバランスを崩すクルマが続出したが、4周目コンクリートウォールにぶつかった52フェラーリは、コース上にストップしてしまった。
レースは2台のPlayteamマセラッティが1.3秒の間隔でリードしている。7周目には、早くも最後尾に追いついて、周回遅れにしてしまった。
GT2クラスは、エマニュエル・コラールのNo.97BMSスクーデリアイタリアポルシェが、ショーン・エドワードのNo.99テック9ポルシェを2.5秒リードしている。
エマニュエル・コラールはランボルギーニと接触してしまったが、双方ともダメージは少なかった。
11周目No.21フェラーリF575Mがスピンして、No.36レースアリアンスアストンマーティンとぶつかって、アストンマーティンのノーズが壊れてしまった。そのまま走り続けたアストンマーティンは、結局コンクリートウォールにぶつかって、ホイールを失ってストップしてしまった。
このアクシデントによって、セイフティカーが出動することとなった。そのため、次々とピットインしてドライバーを交代すると共に、燃料を補給した。カール・ヴェントリンガーのNo.33ジェタリアンスアストンマーティンだけが走り続けて、GT1クラスのトップを維持している。

Photo:FIAGT/DPPI
7周後18周目にやっとセイフティカーが姿を消してレースが再開された。しかし、その頃、一段と激しく雨が降り始めたため、彼方此方でバランスを崩すクルマが続出している。BMSスクーデリアイタリアアストンマーティンは、タイヤが合わないようで、No.22はスピンしてコンクリートウォールにぶつかってしまい、もう1台のNo.23は、レースリーダーNo.11マセラッティに周回遅れにされようとしている。No.22アストンマーティンは、ピットまで帰ってきたが、リタイヤすることとなった。
同じ頃、ピットスルーのペナルティを科せられた。No.97は、ピットエンドの信号が赤の時コースインしてしまい、No.99は、4人のメカニックが同時に作業を行って、ピットでの作業違反をとわれた。この2台は、GT2クラスでトップを狙える(たった2台の)ポルシェだったため、GT2クラスはフェラーリ勢が上位を独占することとなった。
ヴェントリンガーのアストンマーティンは、No.11マセラッティを8秒リードしている。
既に2度のピットインを行っているランボルギーニ勢は、ラップ遅れにされる際接触してしまった。
30周目に入ると、再び雨が激しく降り始めた。彼方此方でアクシデントが発生する中、ポールポジションからスタートしたNo.12マセラッティがNo.62フェラーリF430GT2と接触して後退してしまった。No.62フェラーリもホイールにダメージを受けてピットに入ってきた。No.12マセラッティはそのまま走り続けたが、結局コンクリートウォールに接触してストップしてしまった。
36周目、それまで1度もピットインしないで、レースとリードしていた、カール・ヴェントリンガーのアストンマーティンがピットに入ってきた。レースリーダーはNo.11Playteamマセラッティとなる。
40周目、順位はNo.11Playteamマセラッティ、No.1ヴィータフォンマセラッティ、No.33ジェタリアンスアストンマーティン、No.2ヴィータフォンマセラッティ、No.5PKカースポートコルベットとなる。しかし、41周目にNo.2ヴィータフォンマセラッティがシケインでスピンしてリアにダメージを受け、45周目になるとNo.5PKカースポートコルベットがコンクリートウォールに接触してストップしてしまった。
46周目No.1ヴィータフォンマセラッティが2度目のピットインを行うと、No.33ジェタリアンスアストンマーティンが2位に上がるが、トップを走るNo.11Playteamマセラッティとの差は大きく、47周目2度目のピットストップを行ったNo.11Playteamマセラッティは、トップのままレースに復帰した。
1回目のピットストップを遅らせたNo.33ジェタリアンスアストンマーティンは、レース後半になって、自分達の作戦が失敗だったことに気づいた。彼らは、再び激しく雨が降るか?
セイフティカーが出動することを期待していたが、結局何も起こらず、レース終盤66周目2度目のピットストップを行ったため、2位のポジションをNo.7ランボルギーニに譲ることとなってしまった。
そして72周を走りきってNo.11Playteamマセラッティが優勝した。

FIAGT/DPPI
GT2クラスは、走っている限り、No.97エマニュエル・コラールのBMSスクーデリアイタリアポルシェ997GT3RSRは、雨の中素晴らしい速さを披露した。しかし、度重なるペナルティによって、No.50AFコルセフェラーリF430GT2が、安定した速さを発揮して優勝した。
Race Result
1
GT1@No.11 Bertolini/Piccini Maserati MC12
2:00:56.811 72laps
2 GT1 No.7 Bouchut/Mucke Lamborghini Murcielago
2:01:36.524 72laps +39.713
3 GT1 No.2 Montanari/Ramos Maserati MC12
2:02:01.420 72laps +1:04.609
4 GT1 No.33 Wendlinger/Sharp Aston Martin
DBR9 2:02:16.406 72laps +1:19.595
5 GT1 No.4 Kumpen/Longin Corvette C5R
2:01:56.837 71laps
6 GT2@No.50
Vilander/Muller Ferrari F430GT2 2:02:27.538 71laps
7 GT1 No.1
Gollin/Biagi Maserati MC12 2:01:56.348 70laps
8 GT2 No.97
Collard/Malucelli Porsche 997GT3RSR 2:01:57.556 70laps
9 GT1 No.23
Davies/Babini Aston Martin DBR9 2:00:58.702 69laps
10 GT2 No.66
Lieb/Felbermayr Jr Porsche 996GT3RS 2:01:02.146 69laps
11 G2@No.101 Kuppens/Leinders Gillet Vertigo
2:01:11.914 69laps
12 GT2 No.74 Zani/Busnelli Porsche 997GT3RSR
2:01:12.993 68laps
13 GT2 No.62 Mullen/Kirkaldy Ferrari F430GT2
2:02:16.156 68laps
14 GT1 No.18 Cloet/Vannelet Corvette C5R 2:02:26.323
67laps
15 GT2 No.53 Cressoni/Rugolo Ferrari F430GT2 2:01:14.067
66laps
16 GT1 No.16 MacAri/Aucott Maserati MC12 2:01:55.128
66laps
17 GT2 No.69 Felbermayr Sr/Ried Porsche 996GT3RS 2:01:49.678
63laps
18 GT1 No.15 Kutemann/Waaijenberg Maserati MC12 2:01:26.984
62laps
**以上完走**
--GT2 No.63 Janis/Niarchos Ferrari F430GT2 10:24.220
5 DNF
--GT1 No.21 Kessel/Case Ferrari F575Maranello 17:11.830 9
DNF
--GT1 No.36 Lechner/Lichtner-Hoyer Aston Martin DBR9 17:31.836 10
DNF
--GT1 No.22 Monfardini/Toccacelo Aston Martin DBR9 48:21.626 24
DNF
--GT1 No.12 Pier Guidi/Giannoccaro Maserati MC12 56:33.615 30
DNF
--GT1 No.8 Menten/Kox Lamborghini Murcielago 1:00:32.484 33
DNF
--GT2 No.99 Edwards/MacHitski Porsche 997GT3RSR 1:18:47.311 42
DNF
--GT1 No.5 Hezemans/Deletraz Corvette C6R 1:17:42.895 42
DNF
--GT2 No.52 Ruberti/Mugelli Ferrari F430GT2 7:14.649 3
DNF
5月20日
■Special
Edition
ALMS
Rd5 Utah Grand Prix Race Report ポルシェ連勝 アウディが9秒差の2位
 Photo:ALMS
ソルトレイクシティのミラーモーターパークは、砂漠の真ん中に作られたサーキットであるため、コース上の埃によって、特に走るクルマが少ない予選では大きな影響を受けると考えられている。逆にたくさんのクルマが走行する決勝レースでは、アウディも、大パワーを発揮出来ると考えられていた。特に1コーナーまでと1コーナーから2コーナーまでの2つのストレートで前に出てしまえば、アウディにも大きな成功するチャンスがあると思われていた。
8番グリッドを獲得したNo.1アウディR10は、タイヤがマッチしてないため、バランスが取れないと判断した。そこで、予選と違うタイヤに履き替えて決勝レースをスタートすることを選択したため、IMSAのルールによって最後尾からスタートすることとなった。他にもNo.4コルベットが、タイヤを交換したため、アウディの後ろの、正真正銘最後尾からスタートすることとなった。
タイヤは、この2台だけがマッチしてない訳ではなく、ほとんどのチームがコースコンディションとマッチしてなかった。後方グリッドからコースコンディションにマッチしたタイヤを履いてスタートすることを選択するか?
それとも、せっかく獲得したスターティングポジションを維持するのか?
悩んだ末、2台だけが、タイヤを交換してスタートすることとなった。
代わりに8番グリッドを得たNo.2アウディR10に乗り組んだエマニュエレ・ピロは、全神経を集中してスタートした。そして、大きくジャンプアップして、トップで1コーナーへ飛び込んだ。後方では、No.37リチャード・ベリーのクリエイションが、1コーナーで行き場を失ってコースアウトしてストップしてしまった。
レースリーダーのNo.2アウディの後ろには、一気にポルシェ勢をパスしたNo.26マリノ・フランキティのAGRアキュラがつけている。
GT2クラスは、トーマス・エンゲのNo.31ピーターセン/ホワイトライトニングフェラーリが、ミカ・サロのNo.62リシーフェラーリをリードしている。

Photo:ALMS
スタート後16分、No.22PTGパノスの右リアホイールが脱落し、ターン16でストップしたため、フルコースコーションが宣言され、セイフテイカーが出動した。
イエローコーションの間、コースコンディションとタイヤがマッチしてないと判断したチームが次々とピットインしてタイヤを交換した。No.16ダイソンポルシェ、No.6ペンスキーポルシェ、GT2のトップ争いを行っていたNo.62リシーフェラーリもピットインして、4本のタイヤを交換して燃料を補給した。
そのため、スタート前にタイヤを交換したNo.1アウディR10は、4番手から再スタートする幸運をつかむこととなった。
再スタートの再、リナンド・カペロのNo.1アウデイR10は、No.20ダイソンポルシェとNo.26AGRアキュラを抜いて2位にジャンプアップした。そのクリス・ダイソンのNo.20ダイソンポルシェは、No.26マリノ・フランキティからポジションを奪い取ろうとするが、失敗してしまった。逆にルイス・ディアスのNo.15ローラアキュラの攻撃に曝され、ターン3で抜かれてしまった。
ロマ・デュマのNo.7ペンスキーポルシェは、ベン・デブリンのNo.8マツダローラをパスする際、接触してアンダーボディが脱落しかかっている。そのため、ピットウンピットインして、アンダーボディを修理すると共に、タイヤを4本交換して燃料を行ってレースに復帰した。
アウディが1-2位を走行して、P2クラスはアキュラ勢が1-2-3位を占めている。
しかし、スタートから1時間後、アキュラ勢のトップを走っていたNo.26AGRアキュラは、ギアボックスを壊してスロー走行でピットレーンに入ってきた。マシンは、ギアボックスを修理するため、ピットからガレージに運ばれていった。
スタートから1時間、アウディが1-2、3位にNo.15フェルナンデスのローラアキュラ、GT2クラスはNo.31ピーターセン/ホワイトライトニングがリードする。
その直後トップを走るNo.2アウディ、そして、No.1アウディ、No.15フェルナンデスのローラアキュラが次々と最初のピットストップを行った。一時的にNo.9ハイクロフトアキュラがリードした後、ハイクロフトがピットに入ると、スタート直後早めにピットストップを行ったNo.6ペンスキーポルシェがリーダーとなる。
スタートから1時間30分、No.6ペンスキーポルシェが2回目のピットに入ると、アラン・マクニッシュの乗り込むNo.1アウディR10がリーダーとなる。
GT2クラスも同じように、早めに1回目のピットインを行ったNo.62リシーフェラーリがリードしたが、リシーフェラーリが2回目のピットストップを行うと、No.62ピーターセン/ホワイトライトニングフェラーリがトップに立った。
その後の闘いに興味が集まっていたが、スタートから2時間、メカニカルトラブルでNo.62リシーフェラーリがストップしたため、No.31ピーターセン/ホワイトライトニングフェラーリが独走した。
 
Photo:ALMS
スタートから2時間3分、3位を走行していたNo.9ハイクロフトアキュラは、シフトチェンジが不可能となって、ピットレーンに滑り込んできた。
No.6ペンスキーポルシェとNo.1アウディR10が、ピットインのタイミングでレースリーダーを分け合っているが、スタートから2時間30分が過ぎる頃、No.1アウディR10が2回目のピットインを終了すると、差は43秒に開いた。
アラン・マクニッシュは、1周2秒ずつ差を詰めたが、午後7時52分、9.932秒差で、No.6ペンスキーポルシェが最初にチェッカーを受けた。
GT2クラスは、リシーフェラーリがリタイヤした後、No.31ピーターセン/ホワイトライトニングフェラーリが他を寄せ付けずに優勝した。
1 P2@No.6 Penske Ryan Briscoe/Sascha Maassen Porsche RS
Spyder 66laps
2 P1@No.1 Audi Sport North
America Allan McNish/Rinaldo Capello Audi R10 66laps +9.932
3 P2 No.7
Penske Romain Dumas/Timo Bernhard Porsche RS Spyder
66laps +57.191
4 P2 No.16 Dyson Butch Leitzinger/Andy Wallace Porsche
RS Spyder 66laps +1:28.563
5 P2 No.20 Dyson Guy Smith/ Chris Dyson
Porsche RS Spyder 66laps +1:50.637
6 P1 No.2 Audi Sport North America
Marco Werner/Emanuele Pirro Audi AG/R10/TDI 66laps +1:57.262
7 P2
No.15 Fernandez Luis Diaz/Adrian Fernandez Lola/B06-43/Acura 61laps
8
GT1@No.4Corvette Racing Olivier Beretta/Oliver
Gavin Corvette C6.R 61laps +9:49.847
9 GT1 No.3 Corvette Racing Johnny
O`Connell/Jan Magnussen Corvette C6.R 61laps +10:16.397
10 P1 No.37
Intersport Clint Field/Richard Berry/Jon Field Creation/CA06H/Judd
60laps
11 GT2@No.31 Petersen/WhightLightning
Darren Turner/Tomas Enge/Michael Petersen Ferrari F430GT2
59laps
12 GT2 No.45 Flying Lizard Johannes van Overbeek/Jorg
Bergmeister Porsche997GT3RSR 58laps
13 GT2 No.71 Tafel Wolf
Henzler/Robin Liddell Porsche 997GT3RSR 58laps +10.738
14 GT2
No.61Petersen/WhightLightning Nic Jonsson/Eric Helary Ferrari F430GT2
58laps +12.021
15 GT2 No.48 Corsa Rui Aguas/Steve Pruitt/Maurizio
Mediani Ferrari F430GT2 58laps +30.771
16 No.18 Rahal Letterman Ralf
Kelleners/Tom Milner Porsche997GT3RSR 58lapas +30.921
17 P1 No.12
AutoCon Michael Lewis/Bryan Willman Creation/CA06H/Judd
58laps +2:18.511
18 GT2 No.44 Flying Lizard Darren Law/Patrick Long
Porsche 997GT3RSR 57laps
19 GT2 No.73Tafel Dominik Farnbacher/Jim Tafel
Porsche997GT3RSR 57laps +1:33.488
20 GT2 No.54 Team Trans Sport Tim
Pappas/Terry Borcheller Porsche997GT3RSR 55laps
21 P2 No.9 Highcroft
David Brabham/Stefan Johansson/Duncan Dayton Acura/ARX-01a
47laps R*ギアボックス
22 P2 No.8 BK Motorsport Jamie Bach/Ben Devlin
Lola/B07-40/Mazda 44laps R*メカニカルトラブル
23 GT2 No.62Risi Competizione
Jaime Melo/Mika Salo Ferrari F430GT2 35laps R*メカニカルトラブル
24 GT2 No.21
Panoz Team PTG Joey Hand/Bill Auberlen Panoz Esperante GTLM 23laps
25
P2 No.26 AGR Bryan Herta/Marino Franchitti Acura/ARX-01a
20laps R*ギアボックス
26 GT2 No.22 Panoz Team PTG Ross Smith/Scott
Maxwell/Bryan Sellers Panoz Esperante GTLM
3laps R*ホイール
5月16日
■SpecialEdition
ルマンでシルエットフォーミュラが走る!
ACOは、それぞれのメーカーの希望に合ったレギュレーションを構想
 
Photo:Sports-Car
Racing
◆シルエットフォーミュラの復活
3年前までルマンのトップカテゴリーは、“屋根付き”のGTPと“屋根無し”のLMP900の2つに分かれていた。安全性の向上を目指した、いわゆる2004年レギュレーション施行と同時に、ACOはトップカテゴリーをP1(LM-P1)に統一した。P1の最も大きな特徴は、“屋根付き”と“屋根無し”のどちらを選択しても、エンジン出力とタイヤの大きさが同じであることだった。
ACOが判定したように、どちらを選んでも、速さは変わらなかったが、慎重に検討したコンストラクター達は、レースを走る場合“屋根無し”が有利と判断した。そのため、プジョーが908クーペを作るまで、“屋根付き”は事実上存在しなかった。
そのため、“屋根付き”を選ぶ理由として、ACOは“屋根付き”を選んだ場合、コクピット内の温度を下げる目的で、エアコンの設置を義務つけた。このレギュレーションは、ピットからスタートした後、5分以内にドライバーのヘルメット部分の温度を30℃以下引き下げることを求めており、エアコンの設置はマストと考えられた。同時にエアコンを取り付けたクルマが不利にならないよう、エアコンの重量分の25kgを総てのクルマに上乗せする一方、エアコンを取り付けたクルマは、エアコンを駆動する出力分として、リストリクターを0.5mm大きくすることも許された。
“屋根付き”と“屋根無し”と共に、世の中で環境への配慮が大きな関心事なっているため、ヨーロッパで当たり前の存在となっているディーゼルエンジンやハイブリッドシステムの導入を促進した。特にディーゼルエンジンは急務だった。
“屋根無し”と“屋根付き”の2つのボディを選んで、環境に優しいディーゼルやハイブリッドシステムを導入出来るのであれば、次々とたくさんのメーカーが、ルマンにやって来るとACOは目論んでいた。
ACOが目論んだように、現在6つのメーカーがルマンのトップカテゴリーをターゲットとして、プロジェクトを推進するか、ACOと話し合いを行っている。
ところが、それ以外の、あるメーカーから、「ロードカーと同じカタチでなければ、ルマンに参加出来ない」との要望が出された。この要求は、数年前から、毎年ルマンの際、度々出されていたらしい。
15年前、最初純粋なロードカーだったGT1カーは、5年後には完全なシルエットフォーミュラと化した。しかも、シルエットフォーミュラとしてロードカーの面影を残したクルマは次々と姿を消して、6年後GT1カーはシルエットフォーミュラでなく“屋根付き”のプロトタイプカーへと姿を変えていた。
この経緯があったため、最初ロードカーのカタチをしたクルマを希望するメーカーとの話し合いは、6月に行われる毎年恒例の茶飲み話の一つに過ぎなかった。
ところが、昨年秋頃から、ACOはシルエットフォーミュラ構想を本格的に行うようになった。ロードカーと同じカタチで、プロトタイプカーと同じ速さを実現するには、同じ車重だったとしても、1970年代のG5シルエットフォーミュラがそうだったように、より大きな出力を与えなければならない。最低100馬力のアドバンテージがマストであると考えられている。現在P1のディゼルエンジンカーが700馬力以上を発生していることを考えると、新制シルエットフォーミュラレギュレーションの施行に合わせて、プロトタイプカーの出力が引き下げられることが予想されている。
新制シルエットフォーミュラは、早ければ6月15日に公表されるだろう。
◆新制シルエットフォーミュラはJLMC再生の起爆剤か?
と言っても、“屋根付き”と“屋根無し”のプロトタイプカーを選べるため、ルマンでは、特定のメーカーが選択するだけであることは明かだ。ところが、ルマンだけでなく、ACOレギュレーションを使うLMS、ALMS、JLMCでも、同じシルエットフォーミュラは走ることが可能となる。
2008年以降SUPER
GTのGT500クラスは、FRセダンによって闘われることが既に決定している。1990年代のJTCCがそうだったように、日本で4ドアセダンのレースが人気を集めるのは容易でない。3つのメーカーが拮抗したレースを実現している間が良いだろうが、そのJTCCが証明したように、熾烈な開発競争が繰り広げられて、拮抗が崩れた場合、撤退するメーカーが現れることは間違いないだろう。
このような状況にあって、2ドアクーペと4ドアセダンの違いはあっても、同じようなシルエットフォーミュラであるルマンが注目を集めることとなるかもしれない。
メーカーにとって、主に同じ日本国内で行われる2つのシリーズに参加することは難しい。しかし、同じようなクルマが走るのであれば、考慮する価値もあるだろう。
第一、ACOに対して「ロードカーと同じカタチ」を要求したのは、日本のあるメーカーのレースを委託されている関係者だ。
そのメーカーが本当にルマンを構想しているのかは明かではない。単なるエクスキューズとして、希望を述べただけかもしれない。しかし、たった10台で開幕戦を迎えなければならなかったJLMCにとっては、画期的な振興策となる可能性がある。
5月8日
■SpecialEdition
LMS Rd2 Silverstone
RaceReport
マセラッティ優勝、GT2クラスはフェラーリが連勝

Photo:FIAGT/DPPI
今週末シルバーストンではFIAGTが、スペインのバレンシアではLMSが行われる。共にヨーロッパを中心として行われていることから、何人かのドライバーは両方のシリーズに参加している。特にランボルギーニに乗り組むステファン・モカがLMSでシュロースローラに、PKカースポーツコルベットに乗り組むジャン・デニス・デラトレスは、スイススピリットのローラアウディを走らせて、2つのシリーズで欠かせない存在と考えられている。シルバーストーンのFIAGTが、たった2時間のスプリントレースであるため、先にシルバーストーンで走って、それから、プライベートジェットでバレンシアに駆けつける作戦を彼らは目論んでいるようだ。
スタート後先頭で1コーナーに進入したのは、カール・ヴェントリンガーの操るNo.33ジェタリアンスアストンマーティンだった。ポールポジションからスタートしたNo.5PKカースポートコルベットは2番手に続いて、3位争いをNo.1ヴィータフォンマセラッティとNo.23BMSスクーデリアイタリアアストンマーティンが展開している。
2周目に入ると、No.1ヴィータフォンマセラッティはNo.5PKカースポートコルベットを抜くが、次の周には、No.5コルベットがNo.1マセラッテイとNo.33アストンマーティンを抜いて、レースリーダーに返り咲いた。
No.5PKカースポートコルベットは、タイヤが暖まってくると、素晴らしいペースで走り始めた。4周目に1分46秒421のファステストラップを記録して、2位争いを繰り広げるアストンマーティンとマセラッテイに、あっという間に3秒の差をつけた。
No.1マセラッティは、No.33アストンマーティンを攻め続けているが、ストレートスピードの速さを活かして、カール・ヴェントリンガーは逃げ続けている。
熾烈な闘いはGT2クラスでも行われており、3台のフェラーリF430GT2がテイルtoノーズの闘いを繰り広げている。速いストレートスピードを活かして、一旦はトップに立ったTech9のポルシェ997GT3RSRは、4位までポジションを落としている。
13周目になって、やっとトーマス・ビアジのNo.1マセラッティは、カール・ヴェントリンガーを攻略して2位を確保した。
トップグループは、激しい闘いを続けているが、ツーハイと同じように、ランボルギーニ勢は、早くも14周目最初のピットストップを行って、ヴァレンシアに行く予定のステファン・モカが乗り組んだ。もう1台も16周目にピットに入った。
ランボルギーニの作戦は例外と言うべきだった。しかし、ツーハイで貴重な教訓を得たチームのほとんどは、レースを三等分してピットインを行う予定だった。
トップグループで最初にピットに入ったのは、3位のポジションを失ったNo.33ジェタリアンスアストンマーティンだった。22周目にはレースリーダーのNo.5PKカースポートコルベットもピットインして、マイク・ヘゼマンズは、こちらもヴァレンシアへ行く予定のジャン・デニス・デラトレスに交代した。
No.5PKカースポートコルベットと共に、ツーハイでピットインのタイミングに失敗したNo.1ヴィータフォンマセラッティも23周目にピットに入った。そして、トーマス・ビアジに代わってミカ・サロが乗り組んでレースに復帰した。

Photo:FIAGT/DPPI
最初のピットインが終了して、トップはNo.1ヴィータフォンマセラッティ、2位にNo.5PKカースポートコルベット、3位にはNo.19PSIコルベットが上がってきた。
GT2クラスはNo.50とNo.51の2台のAFコルセフェラーリF430GT2に続いて、No.99Tech9ポルシェ997GT3RSRが3位を走っている。
36周目No.7ランボルギーニは早くも2回目のピットインを行い、シルバーストーンでの仕事を終えたステファン・モカはヴァレンシアへ向かった。

Photo:FIAGT/DPPI
38周目からNo.5PKカースポートコルベットとNo.33ジェタリアンスアストンマーティンは、テイルtoノーズの2位争いを繰り広げて、41周目ストーコーナーでアストンマーティンがコルベットに追突しまった。この争いはアストンマーティンが勝った。
レースリーダーのNo.1ヴィータフォンマセラッティは、43周目2回目のピットインを行い、ミカ・サロに代わってトーマス・ビアジが乗り組んだ。
後半になって、2位-3位をPKカースポートの2台のコルベットが占めるようになった。 そして66周を走りきって、No.1ヴィータフォンマセラッティが優勝した。
GT2クラスは、No.50AFコルセを先頭にトップ3をフェラーリF430GT2が独占した。
ナイジェル・マンセルが乗り組んだNo.63スクーデリアエコッセフェラーリF430GT2は、GT2クラスの7位でフィニッシュした。
Race Result
1@GT1 No.1 Biagi/Salo Maserati MC12
66Laps 2時間01分27秒020
2 GT1 No.5 Hezemans/Deletraz Corvette C6R
66Laps 2時間01分34秒485
3 GT1 No.4 Kumpen/Longin Corvette C5R
66Laps 2時間02分01秒279
4 GT1 No.33 Wendlinger/Sharp Aston Martin DBR9
66Laps 2時間02分11秒288
5 GT1 No.11 Bertolini/Piccini Maserati MC12
66Laps 2時間02分15秒730
6 GT1 No.2 Ramos/Montanari Maserati MC12
65Laps 2時間01分08秒484
7 GT1 No.23 Davies/Babini Aston Martin DBR9
65Laps 2時間01分41秒760
8 GT1 No.12 Pier Guidi/Giannoccaro Maserati MC12
65Laps 2時間01分42秒021
9 GT1 No.7 Basseng/Mucke Lamborghini Murcielago
65Laps 2時間02分11秒874
10 GT1 No.17 Cocker/Johnson Aston Martin DBR9
65Laps 2時間02分11秒995
11 GT1 No.36 Lechner/Lichtner-Hoyer Aston Martin
DBR9 64Laps 2時間01分12秒697
12 GT1 No.22 Monfardini/Toccacelo Aston Martin
DBR9 64Laps 2時間01分23秒459
13 GT1 No.19 Peter/Hines Corvette C6R
64Laps 2時間02分10秒823
14@GT2 No.50
Muller/Vilander Ferrari F430GT2 63Laps 2時間01分58秒579
15@GT1 No.18 Cloet/Kuismanen Corvette C5R
62Laps 2時間02分06秒306*Citation Cup
16
GT2 No.52 Ruberti/Pasini Ferrari F430GT2 62Laps 2時間02分11秒680
17 GT2
No.53 Cressoni/Rugolo Ferrari F430GT2 62Laps 2時間02分25秒132
18 GT2 No.97
Malucelli/Collard Porsche 997GT3RSR 62Laps 2時間02分34秒626
19 GT2 No.62
Kirkaldy/Mullen Ferrari F430GT2 62Laps 2時間02分38秒777
20 GT2 No.99
Edwards/MacHitski Porsche 997GT3RSR 62Laps 2時間02分38秒933
21 GT2 No.63
Mansell/Niarchos Ferrari F430GT2 61Laps 2時間01分38秒185
22 GT1 No.16
MacAri/Aucott Maserati MC12 60Laps 2時間02分20秒476
23 GT1 No.15
Kutemann/Waaijenberg Maserati MC12 59Laps 2時間01分20秒928
24 GT1 No.14
Jakubowski/Labhardt Ferrari 550MaranelloGTS 59Laps 2時間02分36秒500
25@G2 No.102 Stepec/Carcon Viper GTSR
58Laps 2時間01分07秒580
以上完走
GT2 No.51 Bruni/Melo Ferrari F430GT2
44Laps
GT1 No.21 Kessel/Cattori Ferrari 575M 43Laps
G2 No.101
Leinders/Kuppens Gillet Vertigo 41Laps
GT2 No.74 Zani/Busnelli
Porsche 997GT3RSR 32Laps
GT1 No.8 Kox/Menten Lamborghini Murcielago
26Laps
5 月7日
■ SpecialEdition
LMS Rd2
Valencia RaceReport プジョー2連勝 プジョー以外のクラスはシュロースローラが優勝

Photo:Peugeot-Media
2台のプジョー908のリードでレースは始まった。スタートでステファン・サラザンのNo.8が、ポールポジションからスタートしたニコラス・ミナシアンのNo.7を抜いて、トップに立って、そのままレースをリードしている。プジョーは、チーム内で無駄な争いを避けるため、スタート後の1コーナーへ先に進入したマシン優先権を与えている。そのため、モンツァでもヴァレンシアでも、1コーナーでプジョー同士による激しい闘いが繰り広げられた。
2台のプジョーの後方では、ヴァレンシアらしい異常事態が起こっていた。オープニングラップで総合3位を走ったのは、P2カテゴリーのNo.25RMLローラだった。2周目に入ると、RMLローラを抜き、No.10アレーナザイテックとNo.15シュロースローラが3位争いを繰り広げるようになった。RMLローラが、メカニカルトラブルでピットに入ると、5位にバラジ・イプシロンのP2ザイテックが上がってきた。
GT1クラスは、スタート後しばらくの間、No.55ORECAサリーン、No.//ラルブルコンペティションアストンマーティン、No.72リュッック・アルファンのコルベットによってトップ争いを繰り広げられた。しかし、次第にORECAとレーシングボックスの2台のサリーンが抜け出した。GT2クラスは、ポールポジションからスタートしたポルシェ997GT3RSRが、常勝フェラーリF430GT2を抑えている。IMSAのストリートレースがそうであるように、決勝レースの場合、軽い車重より、大きなパワーが有利であることを証明するカタチとなっている。
22周終了後、コース上でライバルと絡んだT2MチームのP2童夢は、点検のためピットに入ってきた。点検だけの予定だったが、オイルラインに不具合が発見されたため、リタイヤを決心した。

Photo:LMS-Media
2時間を過ぎると、アレーナザイテックがスロットルケーブルを壊してピットで修理にはいったため、プジョー以外のクラスはシュロースローラがリードして、4位にロールセンターペスカロロが上がってきた。5位に予想通り、スイススピリットのNo.5ローラアウディが上がってきて、バラジ・イプシロンのP2ザイテックは総合6位となった。
GT1クラスはORECAサリーンが圧倒的な速さでリードして、3時間終了時点でライバル達を3ラップも引き離している。
GT2クラスは、IMSAパフォーマンスのポルシェ997GT3RSRがリードしているが、2位にヴィルゴモータースポーツのフェラーリF430GT2が上がってきた。
3時間目の出来事は、No.19チェンバレンローラと絡んだNo.14RfH童夢がスピンしてストップしてしまい、エンジンを再スタート出来ないため、レースを諦めたことだった。どうやら、オルタネータートラブルが原因らしい。
その直後No.12クラージュも、同じように電気系トラブルでリタイヤしている。
プジョーはペースをコントロールしているようで、2台が大きく離れることもない。しかし、たった4周目に最後尾を周回遅れとする等、80馬力のアドバンテージは圧倒的だ。コース上で無駄な争いをすることは無くても、2台の間で駆け引きは行われている。4時間目にセイフティカーがコースインした際、ピットインのタイミングを誤ったNo.8が、ピットスルーのペナルティを課せられたため、No.7がリードしている。
160周目になって、トップを走っていたNo.7プジョー908は、クラッチを壊してストップしてしまった。そのため、No.8プジョーがレースリーダーを引き継ぐこととなった。
5時間目に入ると、プジョー以外のクラスの闘いは3周後方で行われている。No.18ロールセンターペスカロロがリードして、No.15シロースローラが4位、スイススピリットのNo.5ローラアウディが5位を走っている。
GT1クラスはNo.55ORECAサリーンの独壇場となっている。GT2クラスはトップ3をポルシェが独占している。
最後の1時間になって、ドラマが起きた。プジョー以外のクラスのトップを走っていたNo.18ロールセンターペスカロロはサスペンションを壊して。ペースダウンしてしまった。総合2位(プジョー以外のクラスの1位)はNo.15シュロースローラ、3位には、シルバーストーンから駆けつけたジャン・デニス・デラトレスが乗り組むスイススピリットのNo.5ローラアウディが上がって、そのまま6時間目を迎えた。
上位を狙えたP2勢は、総合7位に入ったNo.40ASMローラが最上位だった。GT1クラスはNo.55ORECAサリーン、GT2クラスは、今年初めてポルシェがフェラーリを破って優勝した。

Photo:LMS-Media
ヴァレンシアのレースは、モンツァ以上にディーゼルエンジンとガソリンエンジンのレギュレーションの不公平さを明かとしてしまった。1ヶ月後のルマンでプジョーとアウディが直接対決して、彼らが満足した後、ガソリンエンジンを使う可哀想なプライベートチームに対して、何らかの優遇処置が与えられるのだろうか?
RaceResult
1@P1 No.8 Team Peugeot Total LAMY Pedro/SARRAZIN
Stephane Peugeot 908 HDi FAP 235Laps
2 P1 No.15 Charouz Racing
CHAROUZ Jan/MUCKE Stefan/YOONG A Lola B07/17 Judd 232Laps
3 P1 No.5
Swiss Spirit DELETRAZ Jean-Denis/FASSLER Marcel/ALEXANDER Iradj Lola
B07/10 Audi 231Laps
4 P1 No.18 Rollcentre Racing BARBOSA
Joao/HALL Stuart/SHORT Martin Pescarolo Judd 230Laps
5 P1 No.16
Pescarolo Sport BOULLION Jean-Christophe/DUMAS Romain Pescarolo Judd
229Laps
6 P1 No.17 Pescarolo Sport PRIMAT Harold/TINSEAU
Christophe Pescarolo Judd +15.821
7@P2 No.40
Quifel ASM Team AMARAL Miguel/DE CASTRO Miguel Angel/BURGENO Angel Lola
B05-40/AER 224Laps
8 P2 No.35 Saulnier Racing NICOLET
Jacques/FILHOL Alain/JOUANNY Bruce Courage LC75/AER 222Laps
9 P2 No.21
Bruichladdich Radical GREAVES Tim/MOSELEY Stuart/LIDDELL Robin
Radical SR9/AER +6.789
10@GT1 No.55 Team
Oreca ORTELLI Stephane/AYARI Soheil Saleen S7R +30.078
11
P2 No.24 Noel Del Bello Racing PETROV Vitaly/GOUNON Jean-Marc
Courage LC75/AER 220Laps
12 GT1 No.61 Racing Box PERAZZINI Pier
Giuseppe/CIOCI Marco/TAVANO Salvatore Saleen S7R 219Laps
13 GT1 No.50
AMR Larbre BOUCHUT Christophe/GARDEL Gabriel/GOLLIN Fabrizio Aston
Martin DBR9 218Laps
14 P1 No.19 Chamberlain Synergy EVANS
Gareth/BERRIDGE Bob/OWEN Peter Lola B06-10/AER 217Laps
15 P2 No.44
Kruse Motorsport BURGESS Tony/DE POURTALES Jean/SIEDLER Norbert
Pescarolo Judd 216Laps
16 P2 No.25 RML ERDOS Thomas/NEWTON Mike
MG Lola EX264(B05-40)/AER 215Laps
17 GT1 No.72 Alphand Aventures
ALPHAND Luc/POLICAND Jerome/GOUESLARD Patrice Corvette C6R
213Laps
18@GT2 No.77 Felbermayr-Proton
LIEB Marc/POMPIDOU Xavier Porsche 997GT3RSR 211Laps
19 GT2 No.96 Virgo
Motorsport BELL Robert/SIMONSEN Allan Ferrari F430GT2 210Laps
20
GT2 No.78 Scuderia Villorba CAFFI Alex/ZARDO Denny Ferrari F430GT2
+1分00.211
21 GT2 No.90 Farnbacher Racing WERNER Dirck/EHRET
Pierre/NIELSEN Lars Erik Porsche 997GT3RSR
+1分02.688
22 P2 No.32
Barazi Epsilon BARAZI Juan/VERGERS Michael/OJJEH Karim Zytek
07S 209Laps
23 GT2 No.88 Felbermayr-Proton RIED
Christian/FELBERMAYR Horst JrGRUBER Thomas Porsche 997GT3RSR 206Laps
24
GT2 No.98 Ice Pol Racing Team LAMBERT Yves/LEFORT Christian/PALTTALA
Markus Ferrari F430GT2 +10.735
25 GT1 No.59 Team Modena GARCIA
Antonio/HALLIDAY Liz/FITTIPALDI Christian Aston Martin DBR9 203Laps
26
GT2 No.97 GPC Sport DE SIMONE Fabrizio/HERNANDEZ S/BONETTI
Alessandro Ferrari F430GT2 201Laps
27 GT2 No.94 Speedy Racing Team
BELICCHI Andrea/CHIESA Andrea/KANE Jonny Spyker C8 SpyderGT2R
199Laps
28 GT2 No.99 JMB Racing BASSO Maurice/McCORMICK Bo
Ferrari F430GT2 197Laps
29 GT2 No.85 Spyker Squadron JANIS
Jarek/VAN ES Sander Spyker C8 Spyder GT2R 196Laps
30 GT1 No.51 AMR
Larbre FISKEN Gregor/ZACCHIA Steve/FRANCHI Gregory Aston Martin DBR9
192Laps
31 GT1 No.73 Alphand Aventures BLANCHEMAIN Jean-Luc/DUMEZ
Sebastien/ANDRE Didier Corvette C5R 188Laps
32 GT2 No.84 Chad Peninsula
Panoz HARTSHORNE John/McINERNEY Sean/McINERNEY Michael Panoz Esperante
GTLM +4.836
33 GT2 No.76 Imsa Performance NARAC Raymond/LIETZ
Richard Porsche 997GT3RSR 184Laps
34 GT2 No.92 Thierry Perrier HESNAULT
Philippe/SMITH Nigel/BELTOISE Anthony Porsche 997GT3RSR 173Laps
35
P2 No.20 Pierre Bruneau ROSTAN Marc/BRUNEAU Pierre/PULLAN Simon
Pilbeam MP93/Judd 172Laps
36 P1 No.7 Team Peugeot Total GENE
Marc/MINASSIAN Nicolas Peugeot 908 HDi FAP 168Laps
37 GT2 No.83 GPC
Sport DRUDI Luca/ROSA Gabrio/MOWLEM Johnny Ferrari F430GT2
167Laps
38 P2 No.27 Horag Racing LIENHARD Fredy/THEYS Didier/VAN
DE POELE Eric Lola B05-40/Judd 166Laps
39 GT2 No.82 Team LNT DEAN
Richard/MILNER Tom Panoz Esperante GTLM 154Laps
40 P1 No.10 Arena
Motorsport JOHANSSON Stefan/SHIMODA Hayanari Zytek 07S 125Laps
41
P1 No.12 Courage Competition FREI Alexander/COCHET Jonathan/BESSON
Bruno Courage LC70/AER 124Laps
42 P1 No.14 Racing For Holland
LAMMERS Jan/HART David/BLEEKEMOLEN Jeroen 童夢S101.5/Judd 105Laps
43
GT2 No.81 Team LNT KIMBER-SMITH Tom/WATTS Danny Panoz Esperante GTLM
84Laps
44 P2 No.45 Embassy Racing HUGHES Warren/CUNNINGHAM Neil
Radical SR9/Judd 22Laps
45 P2 No.31 Binnie Motorsports BINNIE
Bill/TIMPANY Allen/BUNCOMBE Chris Lola B05-40/Zytek +7:23.007
46
P2 No.29 T2M Motorsport LONGECHAL Robin/山岸大 童夢S101.5/Mader
+25:36.281
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