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8月29日
●ALMS“プチルマン”に参加するLMS勢は7台?

Photo:Sports-Car Racing                       Photo:AUDI AG

 9月16日ヨーロッパで今年最後のLMSがシルバーストーンで行われる。その後11月にブラジルのミルミルハスで最終戦が行われるまで、1ヶ月以上スケジュールが空くため、ブラジルへ行く途中、アトランタで途中下車して、ALMSの終盤の2レースへ参加するチームが多いと考えられていた。先週モスポートでALMSは記者会見を行って、“プチルマン”に参加するLMSチームを7台と見積もっていることを明かとした。

 では、誰が参加するか?気になるが、スコット・アタートンは、その内訳については語らなかった。もちろん、プジョーの参加について質問が寄せられた。残念なことに、現在のところ、プジョーから確認をもらってないことを明かとした。6週間前となって確認出来ない、とは、難しいと考えるべきだろう。

 しかし、スコット・アタートンはクリエイションの名前を出して説明した。このことでも明かなように、幾つかのP1チームがアトランタにやって来ることは間違いないようだ。
 噂通りであれば、ペスカロロ、ザイテック、ビニーローラ等が、参加することとなるだろう。
 クリエイション、ペスカロロ、ザイテックがやって来るのであれば、ALMSのローカルルールによって、875kgの車重で走ることが出来るため、面白いレースが実現するかもしれない。

 同時に既存のALMSチームにも変化があることを公表した。終盤の2つのレースのどちらかに2台の追加エントリーがあることを認めた。最終戦ラグナセカには、チームは明かとしなかったが、昨年ダイソンが走らせたローラB06-10/AER P1カーが参加するだけでなく、早ければ“プチルマン”でも走るらしい。もう1台もローラであるらしいが、詳細は明かとしなかった。
 CETのポルシェRSスパイダーについては、参加の連絡を受けていないことも明かとなった。

8月24日
●LMS最終戦ブラジルにAGRアキュラが参加表明

Photo:ALMS

 ヨーロッパがテリトリーでも、今年のLMSの最終戦は11月にブラジルのミルミルハスで行われる。ヨーロッパラウンドの最終戦は9月16日にシルバーストーンで行われるため、10月に行われる“プチルマン”とラグナセカのALMS終盤戦に対して、LMSを走ったクルマがブラジルへ行く途中、北アメリカでレースを行うようALMSは求めていた。実際、クリエイション、ザイテック、ペスカロロ等が興味を示していた。

 しかし、それだけでは一方通行であるため、ルマンでLMSのチームやACO内部から不満が表明されたことから、6月末になって、ALMSは、ALMSチームが、ブラジルへ遠征する案内を示していた。詳しい内容は明らかではないが、ALMSのチームがブラジルまで遠征する場合の条件は、ヨーロッパのLMSチームが遠征する場合と同様、クルマと機材の輸送代金と6名分の航空チケットと言われている。

 誰もが、スコット・アタートンのエクスキューズとしか考えていなかった提案だったが、先週アンドレッティ・グリーン・レーシング(AGR)が参加を表明した。同時にALMSは、他にも2〜3チームが遠征を検討していることも公表した。
 AGRでは、トニー・カナーンとブライアン・ハータがドライブすることを公表しており、3人目としてフランキティ兄弟のどちらかがドライブすることを明かとしている。

 当のLMSチームの方は、ブラジルの主催者から提供される内容が小さすぎ、自分達の負担が大きいことに対して不満が出ている。そのため、既に脱落したRacing for HollandとSwiss Spiritだけでなく、幾つかのチームはブラジル遠征を諦めて、11月には来年の計画を練りたいと考えている。

 しかし、AGRがブラジルへ遠征することで、LMSで速いザイテックとの一騎打ちだけでなく、場合によってはプジョーの対抗馬としても、AGRのパフォーマンスは期待出来る。
 誰もが考えなかった好レースが実現するかもしれない。

8月5日
●Racing for HollandとSwiss Spiritが活動中止

Photo:Sports-Car Racing

 今年童夢とジョイントしてルマンを闘ったRacing for Hollandが、活動を休止したことが明かとなった。今年Racing for Hollandは童夢と提携して、S101の発展型であるS101.5を走らせていた。当初の計画では、ルマン24時間レースとLMS全戦に参加して、最終戦ブラジルへも遠征する予定だった。
 以前から、Racing for Hollandは、童夢の2008年構想から外れていることが確認されていた。しかし、少なくとも、童夢からS101.5を借り受けて、同様の活動を行うと考えられていた。残念ながら、2週間後のスパ1000kmへの参加は取りやめられ、今年後半の総ての活動はキャンセルされている。
 Racing for Hollandは、スポーツカーレース以外でも、A1GPやBMWのZ4グループNカーの仕事を請け負っており、これらの活動は継続すると思われる。そのため、完全に活動を停止する訳ではない。もしかしたら、今後の情勢次第で、2008年の活動が復活することもあるだろう。

 もう1つの残念なニュースは、スイススピリットが活動を停止したことだ。
 昨年クラージュとの計画は完全な失敗だった。しかし、今年計画を見直して、アウディを口説き落とす一方、R8の3.6リットルV8ターボエンジンを手に入れ、ローラと組み合わせた。豊富な資金によって、充分な開発期間が無かったにも関わらず、そこそこの活躍を披露していた。
 アウディとの契約が3年であること、充分な資金を持っていると思われることから、活動が停止した正確な理由は判らない。しかし、ペスカロロと同様、スイススピリットでマネージャーを務めるフレッド・スタドラーは、ファクトリーチームが使うディーゼルエンジンとの100馬力の差を埋めるのが、ほとんど不可能であると公言していたため、根本的な計画の見直しが行われることは間違いないだろう。
 スイススピリットは、ローラの2008年構想に入っており、B08クーペの1号車は、アウディのV8ターボを積んでスイススピリットにデリバリーされると考えられていた。
 今後も総合優勝を狙うようなトップチームの中から、ペスカロロやスイススピリットと同じようなチームが現れることとなるかもしれない。



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